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【リュックサック(避難用)】防災グッズの比較 選び方

      2016/04/19

リュック

災害避難時の持ち出し袋にはリュックサックが適している。
防護や避難に全身を注力するためだ。

ここでは、持ち出し袋として使えそうなリュックサックを考えていく。

尚、リュックサックの中に入れるものは【避難袋の中身】防災グッズの比較 選び方を参照。

選び方

要件

避難用のリュックサックに求められる要件は以下の通り。

  • 防護や避難の妨げにならないもの
  • 以下の3つの要素を納めることができるもの
    • 避難過程で必要な物
    • 避難後の健康維持に必要な物
    • 財産維持に必要な物

選考基準

要件と”流通している製品”を照らし合わせると、以下のような基準にたどり着く。
体格、入れる物の量、予算を考慮し、適切なものを選びたい。

  • 容量は40リットル以上が目安
  • 当サイトの「避難袋の中身」と同等の構成の場合、容量は40L~となる。
    冬場の防寒具を多めに持つなら、さらに大きなリュックサックを用意した方がいいだろう。

    尚、ほとんどのリュックサックにはマチ(厚み)を調整するバンドが付いているので、大きなリュックを買った場合でも中身が少なければ薄くすることができる。

  • 横幅は男性30~50cm、女性30~40cmが目安
  • 横幅は肩幅以下であれば避難の妨げになりにくい。
    下限値の”30cm”は物の出し入れの容易さを考慮した参考値。

  • マチ(厚み)が薄いものがベター
  • マチが薄いほど避難の妨げになりにくく、避難時に体のバランスもとりやすい。
    マチで容量を担保する形状のもの(幅が狭いものに多い)は注意したい。

  • 本体重量は1kg以内が目安
  • 避難袋は軽いほどよい。
    40リットル以上のリュックになると、1kgあたりが軽量のラインとなる。

    登山用のリュックは、重さが2kg以上のものも珍しくない。
    リュックで1kg軽量化できれば、代わりに1Lもの水を追加で持つことができる。

候補

40リットルクラス

45リットルクラス

60リットルクラス

リュック(避難袋)の中身

 - 避難用具

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