【ヘッドランプ(ヘッドライト)】防災グッズの比較 選び方
2015/10/09

避難時の照明にはヘッドランプが適している。
防護や避難に全身を注力するためだ。
ここでは、災害時に役立つヘッドランプを考えていく。
用途
- 避難時に使用する
メインのヘッドランプ
選び方
ライト類は、国内外の専門メーカーによる様々な特性の製品があるため、選択が非常に難しい。
以下のような条件を基本に、予算を考慮して選択したい。
- 明るさの目安
- 照射領域が広いもの
- 点灯時間
- 防滴性・防水性
- 単3電池で稼働するもの
100ルーメン以上が目安
暗闇ではライトの照射領域が視野となる。
ヘッドランプは頭部に固定されるため、視野は首の動きで決定する。
緊急避難の際、照射領域が狭いヘッドランプでは、周囲を確認する度に首を進行方向から大きく逸らすことになるため、それだけでリスクになりえる。
照射領域が広いヘッドランプであれば、首の動きは小さく収めることができる。
100ルーメン以上で1時間以上点灯できるものが目安。
LEDは、消費電力が少なく長寿命という特性がある。
防滴あるいは防水であるものが望ましい。
候補
「ディフューザーレンズ」を採用。
凹凸加工されたレンズによって、照射領域を広くしている。
価格:3,000円程度~
明るさ/点灯時間:
Hi:240ルーメン/8時間
Mid:確認中/20時間
Low:確認中/160時間
Flash:確認中/50時間
フォーカス調整:一般レンズ・ディフューザーレンズの切り替え。
重さ:187g(電池込み)
電源:単3アルカリ電池 × 3本
機能:防滴仕様。
「オレンジピール リフレクター」を採用。
凹凸加工されたリフレクター(反射板)によって、照射領域を広くしている。
価格:2,500円程度~
明るさ/点灯時間:
Hi:200ルーメン/10時間
Low:確認中/30時間
Flash:確認中/22時間
フォーカス調整:不可
重さ:192g(電池込み)
電源:単3アルカリ電池 × 3本
機能:防滴仕様。
軽量なヘッドランプ
どうしても軽量なものにする必要が有る場合は、単3電池1本で稼動するヘッドランプもある。
軽量なため、子供や女性、あるいは高齢者でも装着できるのではなかろうか。
横にレンズをもつ懐中電灯。
付属のヘッドバンドにセットして頭部に装着する。
ヘッドバンドは、直径数cmくらいから無段階で調整できるので、子供の頭部にも合わせることができる。
価格:2,500円程度~
明るさ/点灯時間:
High:100ルーメン/約1時間
Low:確認中/約20時間
クイックフラッシュ:確認中/約4時間
SOS点滅:確認中/約20時間
フォーカス調整:不可
重さ:約65g(電池含む)
電源:単3アルカリ電池 × 1本
機能:アングルライト、ヘッドランプ機能、インスタントオフスイッチ、クイックフラッシュ、SOS点滅、防滴仕様
価格:1,000円程度~
Hi:45ルーメン/10時間
Low:確認中/24時間
Flash:確認中/17時間
フォーカス調整:不可
重さ:約89g
電源:単3アルカリ電池 × 1本
機能:防滴仕様。
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