【ノロウイルス対策】防災グッズの比較 選び方
2016/11/27

ノロウイルスに対する備えを考える。
もくじ
ノロウイルスとは
ノロウイルスは、ヒトの病原体となりうるウイルスの1つ。
ノロウイルスに汚染された食品を食べたり、ノロウイルス保持者から排出されたウイルスを経口することで感染する。
感染すると、吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛を伴う感染性胃腸炎を発症することがある。
有症期間は平均24~48時間である。
ノロウイルスは、少ないウイルス量で感染を引き起こす。
感染者の排出物にはウイルスが含まれており、それが乾燥し粉塵になっても環境内で数週間も病原性を持続する。
また、感染者の症状が落ち着いても感染者は数週間はノロウイルスを排出し続ける。
これが二次感染のリスクを高めている。
参考資料
「感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎を中心に)」(東京都感染症情報センター)
「ノロウイルスに関するQ&A」(厚生労働省)
予防
除菌
石けん(ハンドソープ)を使った手洗いでは、10秒間のもみ洗いと15秒間の流水でのすすぎを複数回繰り返すことが効果的です。2回繰り返すと、ノロウイルスの残存率を約0.0001%まで減らすことができたとする実験結果があります。
出典
「ノロウイルスの消毒方法」(食品安全委員会)
参考資料
「手洗いの手順リーフレット」(公益社団法人日本食品衛生協会)
消毒
参考資料
「ノロウイルスの消毒方法」(内閣府)
感染者
水分・電解質補給
嘔吐
衣類
ノロウイルスに感染すると、突発的な嘔吐、便意や排便感覚がない便失禁に見舞われることがある。
それらの排出物はすべて感染源になりうる。
ウイルスに汚染された衣類の除菌や消毒は非常に困難である。
このことから、使い捨てできる衣類を着用することが望ましいと考える。
寝具
ノロウイルスに感染すると、突発的な嘔吐、便意や排便感覚がない便失禁に見舞われることがある。
それらの排出物はすべて感染源になりうる。
ウイルスに汚染された寝具の除菌や消毒は非常に困難である。
このことから、使い捨てできるシートや、除菌・消毒しやすいシートで寝具を覆うことが望ましいと考える。
食器
ノロウイルスは、少ないウイルス量で感染を引き起こす。
感染者が使用した食器類は、消毒したうえで分けて保管することが望ましいが、それが困難な場合は、使い捨ての食器類を使用するとよい。
看病者
感染者からの排出物は、すべて感染源になると考えてよい。
ウイルスに汚染された寝具の除菌や消毒は非常に困難である。
このことから、看病者は使い捨てできる衣類や、除菌・消毒しやすいものを着用することが望ましい。
汚染エリアのウイルスを、足裏を介して拡散しないための対策。
汚染エリアで装備し、汚染エリア外に出る際に破棄する。
汚染物の処理
処理方法
参考資料
「汚物の処理マニュアル動画」(sarayacom)
除菌
消毒
参考資料
「ノロウイルスの消毒方法」(内閣府)
処分
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