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【防犯フィルム(サッシガラス・窓ガラス)】選び方・貼り方 まとめ

      2015/09/29

防犯フィルム

サッシや窓のガラスを補強するフィルム。
ガラスの内側に透明フィルムを貼ることで、ガラスが割れても穴が開きにくくなる。
空き巣や泥棒による「打ち破り」や「焼き破り」からの侵入の遅延が見込める。

用意するもの

  • 防犯フィルム
  • 霧吹き
  • フィルムを貼り付ける際に、ガラスとフィルムに水溶液を吹きかけるために使用する。

  • キッチンペーパー
  • ガラスを拭くために使用する。
    布タオルやティッシュペーパーは繊維がガラスに付着するので、キッチンペーパーのほうが扱いやすい。

  • 水道水
  • 中性洗剤
  • キッチン用の洗剤など。

  • ヘラ状のもの
  • フィルムとガラスの間の空気を押し出すために使用する。
    ここで紹介する防犯フィルムには”ヘラ”が付属している。

選び方

  • 種類
  • 防犯用のフィルムを選ぶ。
    UVカットフィルムや断熱フィルムは、防犯用のフィルムにくらべてかなり薄い。
    また、ガラスの種類に応じて、平面ガラス用・凹凸ガラス用のフィルムを選ぶ。

  • 大きさ
  • 大きいほど窓やサッシを突破しにくくなる。
    ガラス全面に貼るのが理想。

  • 厚さ
  • 厚いほど衝撃や切創に強くなる。
    0.5mm以上(500um・500ミクロンなどと表記)のものを選びたい。

透明ガラス用 防犯フィルム

凹凸ガラス用 防犯フィルム

きりふき

より強固にするために

防犯効果を高めるには、防犯フィルムがガラス面すべてを覆っている状態が理想だ。
こだわるなら、大きいサイズの防犯フィルムをガラスの大きさに合わせてカットし、ガラスに貼るとよいだろう。

使い方

  1. 「霧吹き」に水と中性洗剤(少々)を入れる
  2. ガラスの内側に「霧吹き」で水溶液を吹きかける
  3. キッチンペーパーでガラスを拭く
  4. 再度ガラスの内側に「霧吹き」で水溶液を吹きかける
  5. フィルムに「霧吹き」で水溶液を吹きかける
  6. 鍵の周囲のガラスに、フィルムをあてる
  7. 「ヘラ」でフィルムとガラスの間の空気を押し出す

まとめ

防犯フィルムを貼っていても日常生活に支障はでない。
慎重を期すならば、屋外に接するすべてのガラスに設置してもよいと考える。

特に以下の条件下では充分な備えを講じておきたい。

  • 低層階の住居
  • 低層階では、低い位置のガラスからの侵入はもちろんのこと、高い位置の窓でも、洗濯機・脚立、塀、樋(とい)、隣家の屋根などを踏み台にして侵入されるケースがある。

  • ベランダが繋がっている集合住宅
  • 集合住宅では、隣家が浸入の被害に遭うと、横並びの住居もベランダを通じて侵入されるケースがある。

  • 隣家や非常階段から飛び移れる構造の建物
  • 高層階でも、隣家や非常階段から住居に侵入されるケースがある。

  • 屋上に上りやすい建物
  • 高層階でも、屋上から住居に侵入されるケースがある。

 - 建物の防犯

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